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花コラム

第33回:慎重に行動すれば、その先に希望が~サンザシ

プレミアムフラワーの花コラム

2020.5.1

第33回:慎重に行動すれば、その先に希望が~サンザシ

 緊急事態宣言が続いています。みずみずしい新緑の季節になりましたが、今は外出したい気持ちをぐっと抑えて、家にいるしかありません。私たち一人ひとりが感染を避けるよう慎重に行動すれば、この難局はきっと乗り越えられるでしょう。
 自戒の気持ちを込めて、今月の花は「慎重」が花言葉のサンザシ(山査子)を取り上げました。

5月に花開く

 サンザシはバラ科サンザシ属の高さ2m前後の落葉低木。直径2?ほどの白い五弁の花を群がって咲かせます。5月に花を咲かせることから、英語ではMayflower(5月の花)と呼ばれることもあります。原産は中国で、日本には江戸時代に伝わり、主に庭木や盆栽として栽培されてきました。

トゲがあるので慎重に

 秋には小さな赤い実をたわわに付けます。この実はポリフェノールが豊富で、胃腸の働きを整えたり血圧を下げたりする作用があり、漢方薬材として使われます。見た目は可愛いらしいですが、近寄ってみると小枝に小さなトゲがいっぱいあり、不用意に触るとケガをしてしまいます。そこで、「慎重」という花言葉が生まれました。

キリストの冠

 サンザシはどちらかと言えば馴染みの薄い花木かもしれませんが、キリスト教の教会で目にしたことのある人は多いでしょう。キリストが処刑された時に被っていたイバラの冠はサンザシの枝で作られたと言い伝えられています=写真はディエゴ・ベラスケス『十字架上のキリスト』(1632年)プラド美術館所蔵=。

厄除けの木

 冠を被せられた時に飛び散ったキリストの血がサンザシを清めたとして、厄除けの木となり、ローマ時代は健康を守る女神カルナの聖木とされました。この小枝を持っていると船は嵐を避け、旅人は雷に打たれないと言われたそうです。
 健康を守る女神の聖木なら、コロナウィルスの厄除けにもなればいいのですが……。

サンザシの教え

 サンザシには花言葉がもう一つあります。「希望」です。一年で最も美しい季節に花開くことにちなんだものです。
 「慎重」に行動すれば、その先に「希望」が見えてくる。サンザシの花言葉を胸に刻みたいと思います。

※参考図書
「世界宗教用語大事典」(著者:須藤隆仙、発行所:新人物往来社)
「決定版はじめての園芸百科」(主婦の友社)
「みんなの趣味の園芸」(NHK出版)
※参考サイト
「MUSEY」
「HORTI by Green Snap」
「Lourand 『サンザシ』はスーパーフード?』

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コラムライターのご紹介

福田徹(ふくだ とおる)

元読売新聞大阪本社編集委員。社会部記者、ドイツなどの海外特派員、読売テレビ「読売新聞ニュース」解説者、新聞を教育に活用するNIE(Newspaper in Education)学会理事などを歴任、武庫川女子大学広報室長、立命館大学講師などを勤めました。
花の紀行文を手掛けたのをきっかけに花への興味が沸き、花の名所を訪れたり、写真を撮ったりするのが趣味になりました。月ごとに旬の花を取り上げ、花にまつわる話、心安らぐ花の写真などをお届けします。

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