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花コラム

第5回:日本最古の蘭を求めて

プレミアムフラワーの花コラム

2018.1.1

第5回:日本最古の蘭を求めて

 新年には華やかな蘭が似合います。花言葉は「美しい淑女」「優雅」。辺りを明るく、華やかにする不思議な力を持った花で、バラとともに「花の女王」と呼ばれることもあります。

グラバーさんの里帰り

 その蘭の日本最古の品種が長崎にあることを知りました。昨年5月27日付けの読売新聞の記事「グラバー園の洋ラン、行先は?」には、このようなことが書かれていました。

 ≪長崎で活躍した英国商人トーマス・グラバー(1838年~1911年)=写真はグラバー園内のグラバー像=が洋ラン「シンビジウム・トラシアナム」を中国・上海から日本に初めて持ち込み、長崎市内の自宅で育てていました。朝鮮半島の先端にある県亜熱帯植物園が譲り受けて公開し、この蘭は「グラバーさん」の愛称で親しまれました。 ところが、植物園は地滑りのため昨年3月末に閉園。「グラバーさん」を国指定重要文化財の旧グラバー住宅に里帰りさせようという話が持ち上がり、住宅を管理する長崎市は「新しい観光資源になる」として、受け入れを前向きに検討しています。≫

 

思い立って長崎へ

 「日本最古の蘭はどんな花だろう?グラバーさんを見てみたい」と思い立って、長崎に行ってきました。世界遺産・グラバー園の中にある、これもまた日本最古という木造洋風住宅・旧グラバー住宅に着いたのは、すっかり暗くなった午後6時。バンガロー様式、扇形の屋根にレンガ煙突のレトロな住宅は、イルミネーションで美しく浮かび上がっていました=写真右=。
  庭から見下ろすと、光を散りばめたような街並みと港をはさんで稲佐山の展望台の灯り=冒頭の写真=。息をのむような光景に、しばらく見入っていました。

「グラバーさん」とご対面?

 パンフレットを見ると、住宅北西角にガラス張りのサンルームのような部屋があります。「グラバーさんが展示されているのは、この部屋に違いない」と意気込んで部屋に入り、思わず「えっ?」と声を上げました。

 綺麗な花が飾ってありましたが、どう見ても胡蝶蘭です=写真右=。グラバー園の事務所に「グラバーさんはどこですか?」と聞いてみると、「グラバーさんはまだ、旧亜熱帯植物園にあります。品種は違いますが、同じ蘭ということで、胡蝶蘭を飾っています」という返事が返ってきました。

とんだ早とちり

 そういえば、新聞には「グラバーさんが実際に里帰りした」という続報は載っていませんでした。とんだ早とちりだった訳ですが、住宅内でライトアップされた胡蝶蘭は、それはそれで見事に映えていました。
 旅から帰って、長崎県観光振興課と長崎市文化推進課に電話でお尋ねすると、「里帰りの話は、旧グラバー住宅には温室がないことなどから、まだ果たせていません。今はグラバーさんを見ていただくことは出来ないんですよ」ということでした。
 そこで、「予算の都合もあるでしょうが、一般客が『グラバーさん』を見られるように配慮してください」とお願いしておきました。
 
※グラバー園のライトアップは3月末まで。

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コラムライターのご紹介

福田徹(ふくだ とおる)

元読売新聞大阪本社編集委員。社会部記者、ドイツなどの海外特派員、読売テレビ「読売新聞ニュース」解説者、新聞を教育に活用するNIE(Newspaper in Education)学会理事などを歴任、武庫川女子大学広報室長、立命館大学講師などを勤めました。
花の紀行文を手掛けたのをきっかけに花への興味が沸き、花の名所を訪れたり、写真を撮ったりするのが趣味になりました。月ごとに旬の花を取り上げ、花にまつわる話、心安らぐ花の写真などをお届けします。

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