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花コラム

第4回:ポインセチアは心浮き立つ花

プレミアムフラワーの花コラム

2017.12.1

第4回:ポインセチアは心浮き立つ花

ポインセチアは心浮き立つ花

 ジングルベルの音が商店街に流れ、花屋さんの店先にポインセチアの鉢植えが並べられています。赤い星の形をした苞葉(つぼみを包んでいた葉)を見ると、とっさにクリスマスが思い浮かびます。クリスマスと聞けば、幾つになっても心浮き立つのは、どうしてでしょうか?

メキシコ原産のクリスマスの花

 ポインセチアの原産地はメキシコです。19世紀にアメリカの駐メキシコ大使・ポインセットが本国に持ち帰ったことから、彼の名前にちなんで花の名前が付けられました。ポインセチアの赤は「キリストの血」を象徴すると言われています。

 そのメキシコを舞台にした童話「ポインセチアはまほうの花」(文 ジョアンヌ・オッペンハイム、絵 ファビアン・ネグリン、訳 宇野和美、光村教育図書発行)は贈り物の本当の意味を考えさせてくれます。以下は童話の要約です。

「ポインセチアはまほうの花」

 山あいの村に住む少女フアニータは、クリスマスイブというのに楽しくありません。パパの仕事がなくなり、お菓子を買う余裕がないからです。知り合いのおじさんから貰ったクッキーはみんな弟たちにあげました。イエス様への贈り物も買えないので、教会に「行けないわ」と言うフアニータに、ママが語り掛けます。「あなたのその心が何よりのおくりものだわ」。

 教会の前で入るのをためらうフアニータに、天使の像が「私の羽のまわりにある葉をつんで、持っていきなさい」とささやきました。フアニータが雑草を両手に抱えて、祭壇に向かって歩いていくと、人々の間から「きれいね」「すてきね」という声が聞こえてきました。雑草が星の形をした真っ赤な花に変わっていたのです。

 メキシコの人たちは、見たこともない、この美しい花を「クリスマスの花」と呼ぶようになりました。ポインセチアは喜びと希望の花なのです。
 

ポインセチアは真心の花

 幼い頃、クリスマスと言えばサンタさんから贈り物をもらう日と思い込んでいましたが、キリストの降誕をお祝いするこの日は贈り物を捧げる日でもあります。真心を込めれば雑草も綺麗な花に変わる―。この絵本は贈り物の本当の意味・真心の大切さを教えてくれているようです。

 クリスマスに心浮き立つのは、贈り贈られて、真心と真心が行き交う日だからではないでしょうか。ポインセチアの花言葉は「祝福する」「私の心は燃えている」「聖なる願い」「清純」(花言葉事典)。それに「真心」も付け加えたくなりました。

 宮崎市の日南海岸・堀切峠には約5万本のポインセチアが群生しており、12月から2月にかけて海岸線を赤く染めます。国内で出回っているポインセチアの大半はハウスで育てられたものですが、日南海岸では温かい黒潮のお陰で露地でも咲くのでしょう。一度見たいと思っていますが、果たせていません。
 4年前は寒波で枯れたこともありましたが、地元の道の駅フェニックスによると、「今年は期待出来そうです」ということです。

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コラムライターのご紹介

福田徹(ふくだ とおる)

元読売新聞大阪本社編集委員。社会部記者、ドイツなどの海外特派員、読売テレビ「読売新聞ニュース」解説者、新聞を教育に活用するNIE(Newspaper in Education)学会理事などを歴任、武庫川女子大学広報室長、立命館大学講師などを勤めました。
花の紀行文を手掛けたのをきっかけに花への興味が沸き、花の名所を訪れたり、写真を撮ったりするのが趣味になりました。月ごとに旬の花を取り上げ、花にまつわる話、心安らぐ花の写真などをお届けします。

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