花コラム
花コラム 第68回:ラナンキュラス~金運をアップさせる花
第68回:ラナンキュラス~金運をアップさせる花 2023.4.1 値上げラッシュが続きます。年度替わりの4月は数多くの食品や日用品などが一斉に値上げされ、気が滅入ります。 ラナンキュラスはキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草で、和名はハナキンポウゲ(花金鳳花)。早春から春にかけて開花します。カエルが住むような湿地に自生することや、葉=写真=がカエルの足に似ていることなどから、カエルを意味するラテン語「rana(ラーナ)」が語源になったと言われています。 花言葉は「輝く魅力(radiant charm)」「あなたの魅力に目がくらむ(dazzled by your charms)」「お祝い」「幸福」など。その花姿から連想されたのでしょうが、金運という言葉は出てきません。「金運がアップする」という花屋さんのポップ広告は、家の中に花を飾ることで運気がアップするという花風水によるものでした。 風水の基本は、万物は「水・火・木・金・土」の五つの要素に分類されるとする思想「五行説」と、万物を陰と陽の二つのカテゴリーに分ける思想「陰陽説」が結び付いた「陰陽五行説」にあります。五つの要素には、それぞれ相性があります。相性の良いものをバランス良く組み合わせると、お互いを生かし合い、運気を高める「相生(そうじょう)」という効果が生まれるとされています。 花風水を解説したサイトは色々とあり、お勧めの方角も異なります。その中の一つに「ラナンキュラスを部屋の中心から北西に飾ると、金回りを良くする金運が高まる」という記述がありました。試しに、その通りに買い求めたラナンキュラスを飾りました。 ※参考図書プレミアムフラワーの花コラム
気分転換に花屋さんをのぞくと「金運がアップする花!」と手書きしたポップ広告が目に入りました。ラナンキュラスの宣伝でした。赤、黄、ピンクなど色鮮やかな花びらが幾重にも重なり、見るからにゴージャスな花です。広告に誘われて、花びらの先端がピンク色に縁どられた黄色い花を一鉢買いました。カエルが名前の語源になった
西アジアや中近東が原産で、十字軍がヨーロッパに持ち帰り、その後、色とりどりの花に品種改良されました。毎年、新しい品種が作出され、今では1000品種以上もあります。一重咲き、八重咲き、万重咲きなど花形もバラエティに富んでいます。花風水によると
花は運気を呼び込むアイテム
「水」と「木」の要素からなる花は、運気を呼び込む強力なアイテムになるという訳です。豊かになるものは?
それから1週間。懐が豊かになる気配はありません。が、毎日眺めていると、心は豊かになる気がしてきました。◇
「NHKテキスト趣味の園芸 2022年3月号(編集、発行:NHK出版)
「日本の風水」(著者:諏訪春雄、発行:KADOKAWA)
「一輪の花で幸せになる 花言葉 花飾り」(編者;フルール・フルール、発行:池田書店)
「Dr.コパの[花風水]」(著者:小林祥晃、発行所:廣済堂出版)
※参考サイト
「みんなの趣味の園芸 NHK出版」
「ラナンキュラスの花言葉」
「Oggi.jp ラナンキュラスの花言葉に怖い意味はある?」
「花言葉‐由来」
「となりのカインズさん 花風水で運気アップ!」
「運気が上がる、邪気を払う花」
「花風水で運気を高める」
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